Kid Stardust on Tani-9

梅木雄平さんに酷評された英語学習アプリをリリースしました。なんかすいませんでしたwwww

2014.12.23

梅木雄平さんに酷評された英語学習アプリをリリースしました。なんかすいませんでしたwwww はコメントを受け付けていません。

夏にお騒がせしてしまった英語学習のアプリをようやくリリースすることができました。はじめてのアプリ制作でわからないことだらけでしたが無事にリリースできてほっとしています。アプリそのものは無料なので英語学習に興味のある方はぜひダウンロードしてください。この記事の最後にご紹介しています。

2つの記事『梅木雄平さんに酷評された英語学習アプリをリリースしました。なんかすいませんでしたwwww』と『イベントレポ:戦え!バイラルメディアの皆さん」を1つにまとめたので恐ろしく長くなってしまったけど、読んでいただける方はお付き合いください。

長文コンテンツが流行るらしい(?)ので、まあいいかなと思いました。事情がわからない方は夏に書いた記事『The Startupの梅木雄平さんにコンサルを依頼した結果wwww』を読めば事情はわかっていただけると思う。

梅木雄平さんに酷評された英語学習アプリをリリースしました。なんかすいませんでしたwwww

夏に私が書いた記事で「逆算思考がない」と言われたことに対して「この段階で逆算思考とか数値目標とかちょっと待ってほしいなぁ…」と泣き言を書いてみたけど、リリースした今もやっぱり逆算思考はあまりない状態だ。

この点に関しては「逆算思考がなくて本当に申し訳ないです…」と謝るしかない。好きなものを作りたいだけの適当な人間なので、性格的にスタートアップや経営のようなものが向かないのかもしれない。

梅木さんの該当の記事を読み直してみたけれど「そんなことはどうでもいい」と言われてしまった、引用で書かれている『僕、この事業に情熱かけてるんです!思い入れが強いんです!』『英語学習市場は巨大市場でして…』『ユーザー数が付けばなんとかなると思うんですよねえ』この3つは事実として私が確実に言った記憶がある。

真夏のビールの誘惑を振りきって辿り着いた恵比寿ガーデンプレイス、ウェスティンホテルの1階ロビーのカフェスペースでの話だ。今も英語学習市場が何円なのかよく知らないし、ユーザーがつけばどんなサービスでもなんとかなりそうなイメージだけはある。私のような甘い考えのやつを念頭に書いているんだろう。なんかすいませんでした。

当日の様子も含めて少し振り返ってみたい。なぜこんな騒動になってしまったのか。

結果的に私は5万円のコンサルティング料を払って東京まで行ったあげく批判的なブログ記事を書かれてしまったということになる。このコンサルも私の想像するコンサルティングとは違った。そもそもコンサルのやり方の標準をよくしらないし「有料で専門的なアドバイスをいただけるようなものだろう」とだけ漠然と思っていた。

ただし契約書どうこうの話になると手間なので「簡易なコンサル」みたいな感じでメールでコンタクトをとった。有料であれば相手にも時間を使うメリットがあるわけだし、値段の折り合いさえつけば、そんな無下にも断られないだろうと思った。

どこの誰が来るのかわからないと相手も不安に感じるかと思い事前に資料を送ろうとしたら「事前に時間を使う気はいっさいない。当日のその場で説明してもらえれば結構」と言われて、コンサルティングというものが良く言えばシステマティック、悪くいえばドライなように思えた。それでも失礼があったらまずいと思い著書を購入して読んだし、破れていたジーンズを修理に出してのぞんだ。

なぜ梅木さんに頼んだかといえば、私のアプリが見方によってはニュースアプリとして側面もあったからだ。ちょうど東洋経済でニュースアプリの特集記事が公開された時期と重なる。

当日、最初はけっこう熱っぽく自分の事業、つまり今回リリースされたアプリについて話していたのだと思う。ただし、どうも私の話が退屈だったようで、あくびをされてしまったり散々な結果だった。つまらない話で逆算思考もない、2時間で5万円払っているとはいえ、結果的に退屈だったんで、あのような記事を書くにいたったのかなと今となっては思う。

大阪人らしく軽快なトークやノリツッコミとか交えたらよかったかもしれない。スタートアップのプレゼンみたいな世界は当時はまだ存在すら知らなかった。相手に話を聞く気があまりなさそうだったので、私も途中で真剣に話すことに萎えてしまった。ラストの30分は微妙な時間で早く帰りたい(2人とも思ってたかもしれない)けど、払った金額を考えると何かを持ち帰らないといけないという焦り。高いアイスコーヒーを飲みながら、そんな葛藤がうずまいていた。結果的に二人分のアイスコーヒー代を私が出したり、それなりに気を遣っていたつもりだったけど、どうもうまくいかなかったみたいだ。

梅木さんが私の記事の後にツイッターで「プロダクトの否定と人格の否定とは別だ」と書いていた。つまり私のアプリはダメだと思うけど、私の人格を否定してるわけではないから悪く思うなという趣旨だろう。私にはどうもそもそもプロダクトをちゃんと見てくれたのか疑問に思ってしまった。この件についてツイッターで聞いた。あくびする人が本当にプロダクト見てくれたの? すると返事もなくブロックされてしまった。人格も否定されたということだろう。それ以来、梅木さんのツイッターは見ていない。ブロックされた相手を覗きこむようなことをしてもお互いに損だ。

梅木さんのブログはたまに読んでいる。正直なところ、やっぱり書き方のスタンスとして好きになれない部分は多い。フェアに言えば、おすすめしてくれる本は良書が多い。けっこう良い本を読んでいる。『ナタリーってこうなってたのか』は大きな刺激になった。Edtech系のスタートアップへの論評も時に的確で、確かにそうだと思える部分もある。なにより自分の足や人脈でサロン運営や記事を書き続けている姿勢は素晴らしいことかもしれない。

それでも、有料コンサルが終わった後に、大阪に帰ってからあの記事を見て、後ろからおもいっきり殴られたような気分だった。だから私も反射的に殴り返すような記事を書いてしまった。それが8月の記事だ。

梅木さんとは守秘義務などの契約は結んでないので、自分のブログに書いてもらうのは自由だ。謝罪は受けていないので本人も悪いことをしたとも別に思ってないだろう。気分が良いものではないけど、そこは私も別にかまわないと思っている。

コンサルの職業倫理や常識の話は、業界を知らないのでよくわからない。違反があれば業界内で社会的な信用を失うだけだろうし、誰も何も思わないならOKなことなんだろう。私達に制限がかかるとすれば日本国内の「法」でしかない。

梅木さんがブログに名前は出さずとも自由に私の印象を書いてネタにしたように、私も法の許す範囲で自由に感想と事実を書いている。殴られたから殴り返しているだけだし、何も書かれなければ私は何も書いてなかったと思う。この記事もそうだ。この記事が法の範囲を越えていると判断されるならば司法の場に訴えればいいだけだ。

今となっては冷静に書いているけど、当日の夜はすごく嫌な気分だった。自信を持っていたアプリ(のアイデア)だし、もっとブラッシュアップできるのかと思っていたら酷評されて、あくびをされるぐらいの退屈な話に思われてしまった。すごく悔しい気持ちになりながら、はるばる来た東京が随分と厳しい街だと思った。梅木さんのやり方がコンサルと呼ばれるもののスタンダードなのか、今でもわからない。銀座のアパホテルに宿泊していたけど、気分が晴れなかった。夜中にじっとしていられなくって新橋まで歩いては銀座に戻りまた新橋に行く。ずっと朝まで考え事をしながらひたすら歩いていた。単純に悔しくて寝れなかったからだ。

それが夏の日の銀座の夜の出来事だった。

東京で出会った人達に冷たくあしらわれ、東京にいる人々のやり方に嫌気がさしかけていたんだけど、この前に行った東京で出会った人物を見て救われたような気がした。簡単なイベントレポも含めてその人の話を書きたい。

ここからがもう1つの話だ。

イベントレポ:戦え!バイラルメディアの皆さん

イベント概要:「戦え! バイラルメディアの皆さん!」10/21

阿佐ヶ谷ロフトのエントランススペースで登壇していたnarumiさんと少し話をしていた。4時間に渡るイベントが終わり、精算を済ませた観客が会場からはけて行く。精算をする列にはバイラルメディアをフルボッコにした記事がこの後に人気になるライターのヨッピーや、フリー素材の大川さんといったネットの有名人がいた。きっと私が知らないだけで、他にもネットの有名人がたくさんいたんだろう。

すると登壇者の控えスペースのような場所から現れたのは、やまもといちろうさんだった。一緒に雑談をしていたnarumiさんが、やまもとさんに紹介してくれた。

目が会うとやまもとさんが両手で握手をしてくれた。有名人に握手をしてもらったのですごくテンションがあがる。

思えば切込隊長や俺様キングダムといって時代から、ずっとあの緑色のブログを見ているような気がする。最近は意識しなくてもネットに滞在していれば、どこからともなく、この人の書いた記事が視界に入ってくる。原稿量が尋常ではない。ブログは私が読み始めた頃から、鋭い論説とユーモアをずっと保っているが、10年近い年月の経過と共に、なんとなく書かれている内容に変化が感じられる。ネットの有名人をいち読者として遠くから眺めているだけの私にも、はっきりと感じられるトーンの変化だ。

そういえば、夏に書いた記事ではやまもとさんの記事へリンクを飛ばしていた。あれはちょっとした魔除けの御札みたいなものだった。今回のトークショーも中川さんが酔ってからは、やまもとさんが引っ張っていった感じの展開だった。

ゲスト参加したヨッピーが壇上で「隊長、年収いくらぐらいあるんですか?」と直球な質問をした時、やまもとさんがためらうことなく金額を返答していた。その金額に会場がどよめいていた。金銭的なゆとりや年齢から来るもの、それから家族を持つと心境に変化があり、文章に自然とにじみ出るものなのだろうか。私は結婚していないので、よくわからない。昔は随分と尖った人で全方面に喧嘩を売っていたようにも見えたけど、最近のメルマガなどで読む文章は時に優しくも感じられることがある。億単位の取引にも5000円の原稿にも同じぐらい時間をかけるスタンスにも驚かされた。ネットを代表する論客という感じで、不思議な魅力のする人だ。ちょっと怖いけどね。

壇上ではヨッピーが質問を切り返されていた。つまり「いくらぐらい稼いでいるのか?」という逆質問だ。当日は様々なギャラの話が生々しく話題にあがっていて楽しかった。質問を返されたヨッピーが言葉を選び、濁しながら慎重に返事をしていたのが私には印象的だった。あれだけ体を張ったネタで羞恥心なんてものが存在しないのではないかと思える人が、少し照れくさそうに話す姿は、ネットとはまったく違った一面が垣間見えたような気がした。リアルのイベントならではの楽しみだ。

短い時間だったけど、ロビーでやまもとさんと雑談をさせてもらった。アプリのリリースが間近に迫っている中で、このもめた一件をどう処理すれば良いのか一人では決めあぐねていた。宣伝材料としては話題性があるのはわかるけど、自分が炎上するリスクだってある。下品なことはしたくないんだけど、何もしないのも少しもったいない。このイベントに来たのは、これからはサービスを運営する側にまわるので、何が叩かれて何がセーフなのかを見極めたかったのもある。

それから私の個人的な感情の行き場や、1つの出来事の報告として誰かに伝えるべきかどうかも迷った。私と同じ立場になった時、何も言わず書かずを美徳とする人もいれば、好き放題に書けと薦めてくる人もいると思う。事業に集中しなさいと言う人もいれば、宣伝に使ってしまったらいいんだと言う人もいるはずだ。正解がわからず、いろんなことをどう処理したらいいんだろうかと悩んでいた時に、このイベントが開催されていた。

せっかくなのでイベント中の「Q&Aコーナー」でも少し質問させてもらった。手をあげる瞬間は本当にドキドキした。特に具体的な解決策は出なかったけど、話ができたことで気分が楽になった気がした。ミーハーなんで単純に有名人と話すと舞い上がってしまった。

入り口ではもう一人の登壇者HAGEXさんが派手なハロウィンのスーツで自身の著作の記念販売していた。この人は何をしている人なんだろうか。せっかくの記念と帰りの新幹線で読む本がなかったので「2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い (アスキー新書)」を1冊購入する。

しかし、ここでちょっとしたアクシデントがあった。

1万円札のお釣りがなかったのでスタッフの方がコンビニまで両替に走ってくれることになった。梅木ウォッチャーとして名高いHAGEXさんと雑談をしながら両替を待った。結果的に両替用の小銭を作るのに時間がかかってしまいスタッフ関係者を除けば阿佐ヶ谷ロフトを出たのが私が最後だった。

イベントが終わった充実感と共に細い階段をのぼり商店街のある地上に出た。新宿まで帰らないといけない。もう誰もいないと思っていたら、そこには登壇者の最後の一人、中川淳一郎さんがラスボスのようにゆらゆらと揺れながら一人で立っていた。

うつろな感じでさまよっている。星空を見上げているようだけど、そこはアーケードのある商店街で星空は見えない。誰かを待っているようにも見えたけど、的確に表す言葉は「酔っ払い」だ。時刻は夜の11時をまわっていた。お客さんはみんな帰っている。シャッターの降りた店が並ぶ静かな商店街にふらふらした中川淳一郎さんが彷徨っている!

(あ!中川さんだ!)
(何してるんだろう…)
(まだ酔ってるんだろうか?!)

イベント中、中川さんの酔っぱらいぶりには度肝を抜かれた。壇上でひたすらビールを飲み続けていた。私は中川淳一郎という人をそこまでよく知らなかったし、イベントに出ている姿もはじめてみた。壇上から居酒屋のようにビールを注文し続け、登壇しているのにもかかわらずだんだんと呂律が回っていかなくなる。

出身の広告会社をひたすら批判し、どこかの会社の担当者さんを名指しで批判して「あいつを干せ!」とか言ってる…。干す権力がある人がこの会場にいるとは思えないし、誰に向かって言っているのか本当に謎だ。その光景ははてなブックマークなら「これはひどい」ってタグをつけられてるぐらい醜いもんだった。

酔った中川さんとやまもとさんとの掛け合いとか、見てる分には最高に楽しいんだけど、冷静に見ると言ってることもやってることもムチャクチャだ。破天荒すぎる。正直、こういう40歳になったらダメなんだろうと思った…。私も酒癖の悪さは人のことはいえないけど、さすがにこれはひどい。すごく面白かったけど苦笑せざるを得なかった。

そんな中川さんが目の前でゆらゆらしながら立ってる。実は中川さんはイベントの終盤、15分ぐらい消えていた。壇上から「中川さんどこいった?」と、みんな探してたけど、たぶん酔って寝てたとかそういう感じだったんだろう。あれだけ飲んでいれば誰でもそうなる。登壇者が酔いつぶれるとか、イベントとして大丈夫なんだろうか。

ひょっとして酔って帰れなくなってしまったのかと不安にさせてくれたのもあったし、せっかくの機会だったので、恐る恐る挨拶をさせてもらった。阿佐ヶ谷の誰もいない静かな商店街。中川さんも一人でふらふら立っているし、私も一人だった。

「質問コーナーで質問させてもらったものです。あの、例の件で…。今日は楽しかったです。ありがとうございました。」

「ああ、キミか!いや、いろいろ大変だったねぇ…」

呂律が回らないような状態で返事をされるのかと思ったら、中川さんは思ったより酔ってはいなくてはっきりと話してくれた。気を遣っていただいた。今となっては笑い話だけど、そういわれると確かに当日は大変だったのかもしれない。

いつも有名人のイベントや直接会えるタイミングがあるならば事前に著作を読んでいくようにしている。中川淳一郎さんの『夢、死ね! 若者を殺す「自己実現」という嘘 (星海社新書)』も2,3日前に読み終わっていた。失礼ながら初めて読んだ中川さんの著作だった。

夢と目標を混同しないことや「がんばる」という言葉の意味合い、現実的で時にドライにも見えるスタンス。攻撃的に成功をつかむ生き方よりも、今の世の中で不幸にならないための護身術的な生き方の提案なのかもしれない。趣旨には大いに賛同するけど、何より書かれている内容が抜群に面白かった。誰かのテイストに似ているなと思ったら、たぶん、中島らもさんだと思う。仕事をテーマにしている部分やユーモアのテイストが似ている気がする。そして活字の本を読んで声を出して笑ったのも、記憶にあるかぎりは中島らも以来だった。

少し立ち話をした後で、何をしているのか気になってしまった。ちゃんと帰れるんだろうか。

「こんなところで何をしてるんですか? ちゃんと帰れますか?」

この質問に対する答が私にはとても意外だった。すごく胸を打たれた言葉だった。

「私はただねぇ、イベントに来てくれたお客さんに、お礼を言ってまわってるだけです。帰りはうちの会社のものもおりますし大丈夫ですよ」

正直な感想は言葉に驚いた。この言葉を聞いた時に、さっきのイベントの壇上で見た醜態がまったく違った意味で思い浮かんだ。さっき見たものが醜いほどに、今の言葉がかっこ良く聞こえる。壇上で見せた破天荒で、酔った醜態は演技ではなく紛れも無い真実だと思う。同時にすべての人が帰るまで寒くなり始めた商店街で、お礼を言うためにお客さんが出てくるのを待っている姿もまた真実なんだろう。あんな40歳になったらダメだという想いと、こんな40歳になってみたいという想いを同時に抱いてしまった。

酔っていてもこんなことができる大人がいるんだと思った。

そこには数ヶ月前に梅木さんと会って感じたものの、まったく正反対にあるものを感じてしまった。同時にこの言葉を東京で聞いて救われたような気がした。一緒に写真をお願いしたらサービス精神旺盛な写真をとってくれた。「戦え!バイラルメディアのみなさん」という看板を挟んで私と中川さんが写っている。

この話全体を書くべきか迷った時に中川淳一郎さんのことが思い浮かんだ。もう私の好きなようにしたらいいんじゃないかと思った。炎上しようが叩かれようが、いい歳して青臭いと思われようが洗いざらい思っていることをぶちまけてみようと。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあるかもしれない。中川さんが壇上で見せたように。そして自分が楽しもうと思った。

アプリをリリースしたら、いちおう法人だし、ちゃんとしなければと思ったけど、まあいいやと思ってしまった。私だっていちブロガーだ。書きたいように書ける自由がある。

元々、性格的にちゃんとできないダメ人間タイプで、中川さんの壇上での振る舞いを見ていると「こんなんで生き方としてはアリなんだ」と勘違いさせてくれるような勇気をくれる。もちろん中川さんほどの器量や才能は私にはない。そこは自分なりにアレンジして解釈してみることにしよう。これが原因でアプリが失敗したら、一緒に動いてくれたみんなに謝り倒すしかない。

ただし、好き勝手に生きるだけのわがままとは少し違う。

中川さんが阿佐ヶ谷の商店街で見せてくれた一面を思い出す。意識的なのか無意識なのかはわからない。奇妙で危ういバランスがとれている。自由であることの代償をどこかで誰かに差し出さなければならない。私にとってはそれはリリースしたアプリに対する情熱みたいなものだろうか。きっと梅木さんが「そんなことはどうでもいい」と言い放ったものしか私は持ちあわせていない。ブログが炎上しようが私が叩かれようがかまわないけど、そのかわりアプリを使ってくれる人のために、アプリのクオリティーには一生懸命こだわっていきたい。有料の機能もあるのでお金を使っていただけるユーザーや、ダウンロードしていただけることへの感謝は決して忘れないように取り組みたい。それはきっとイノヴェーションやテクノロジーなんて言葉からかけ離れた泥臭いものなんだろうと思う。

そんなことを思いながら人のいなくなった阿佐ヶ谷の商店街を歩いて帰った。私にとってはそんなイベントだった。

意味合いはまったく逆だったけど、ホテルではまた寝れなかった。少し興奮していたからだ。きっと中川さんのような生き方は私には到底、無理だと思う。あんな破天荒なことも、感謝を伝えられることも、同時にはできそうにない。無理だとわかっているからこそ、そんな生き方に少し憧れてしまう。

先日、東京の知人が大阪に遊びに来て、一緒に心斎橋の商店街を新しくなったグリコの看板に向かって歩いていた。知人がはじめて見た心斎橋のアーケードを見上げながら何気に言った。

「こんな大きくないけど、ここちょっと阿佐ヶ谷に似てるよね?」

心斎橋のど真ん中で阿佐ヶ谷を思い出した。アプリをリリースする一週間前の出来事だった。そうやって東京での2つの夜を越えて、このアプリは大阪で生まれた。

最後にひとことだけ言いたい。

中川淳一郎さんはじめイベント会場でお話させてもらったみなさん、名前出せないけど出会ったみなさま。夏に応援のメッセージをコメ欄、はてブ、NewsPicks、メールでいただいたみなさん。私のことが好きな人も嫌いな人も。最後まで読んでいただいたすべての人、長いよバカと思って読んでない人も。たぶんあんまり関係ないバイリンガールのちかさんとか、the bridgeの編集部のみなさんとかも。よくわからないけどRettyの武田社長とかもだ。もちろん梅木さんにだって伝えたい。この文章の最後に一言だけ言わせてください。本当はこれが言いたかっただけだ。

Merry Christmas!

おまけ:アプリ紹介「ざっくり英語ニュース!StudyNow」

せっかくなんで少しアプリの紹介もさせてもらいます。はじめて作ったアプリなんでまだまだ未完成ですが、これから先、がんばって発展させていくのでよろしくお願いします…。酷評されたアプリが華々しくデビューとなるのが映画やドラマだけど、現実はすごく地味な低予算のアプリがひっそりとリリースされた感じです。

ざっくり英語ニュース!StudyNow(AppStore)」(iOSしか今のところありません)

お金がないのでアンドロイドはもう少し時間がかかりそうです。日々のニュースがざっくりした英文と日本語、解説、音声つきで流れてきます。一部、有料の部分はありますが無料でも普通に使えます。ニュースは自分達で作っています。有料部分は従量課金に取り組んだり、イベントで叩かれたネイティブアドにも挑戦しています。雑だけどアプリ紹介ページもあるので、見ていただければわかると思います。

今回のイベントもニュース記事として英文と解説付きで配信しています。サムネイルに中川さんとイベント看板の前で撮影した写真を使わせていただきました。

逆算思考や経営に関しては、もし本当によいアプリでここから先も生き延びてくれたなら、しかるべきパートナーと出会うことになると思う。あるいは私ががんばって経営を勉強するとかもあるかもしれない。そのフェーズになるまでは凡人らしく地味にやっていこうと思います。

青臭い文章のわりには実はもういい年なんだけど、この7、8年ぐらい遊びほうけていた。20代の半ばでとまっている時計を大急ぎで進めたい。本来は本名で書くべき内容かもしれないけど、この場は個人ブログなのでハンドルの「おとなし」としか名乗らないでおきます。コメント欄は本当にワードプレスの調子悪いので閉じさせてもらいます(いたずらが多いのもあるので)。ご了承ください。

そして単なる私の願望ですが、このアプリは小さなニュース媒体でもあるので、落ち着いたら本当の意味でのオリジナルコンテンツを掲載したいと考えています。著名人による海外体験や海外と日本をテーマにしたもので、うちのフォーマットに落とし込んだコラムやエッセイを掲載していきたいです。

願わくば中川淳一郎さんにお願いしたいと考えています。最新の著作『縁の切り方 (小学館新書 228)』を読んで強く思いました。海外との接し方も含めて、私の求めている情報が書いてあった。ぜひうちの媒体に執筆をお願いしたく思います。この件に関しては、こんな芝居がかった文章ではなくて、あらためて正式にお願いに行かせていただきます。原稿料とスケジュールとかいろいろとあるかと思いますが、お仕事としてご検討のほどよろしくお願いします。

今ならアプリ内でクリスマスプレゼント配布しているので英語興味ある人はダウンロードしてね!

よいクリスマスをお過ごしください~。

関連記事

コメントは利用できません。